歯が着色しやすい食べ物・飲み物
たくさんあるなかで、特に身近なものを紹介します。
歯に着色するから食べない、飲まないのではなく、食べたり飲んだりした後のケアや、摂取する回数を減らすなどで対処できれば良いと思います。
- コーヒー
- お茶（紅茶、麦茶、緑茶など）
- 赤ワイン
- コーラ
- カレー
- チョコレート
- 柿、ぶどう、バナナ（タンニン）
- ねぎ、にんにく、エシャロット（硫黄）
- 大豆製品（イソフラボン）
- ぶどう、ブルーベリー（アントシアニン）
着色しにくくする方法
着色しやすい状況では乾燥に気をつけましょう！
また、食後はしっかりと洗い流すことが重要です。
【食事前】食事の前に口をすすぐ
【食後】食後も乾燥に注意
【食後】食後はもちろんブクブクしましょう
【食後】ガムをかみ、唾液を出すことも大事です。（キシリトール入りはより良い！）
歯磨きの方法・意識
歯の美しさを保つ方法の基本は毎日の歯磨き。
歯の黄ばみでまず考えられるのは、歯の表面の汚れ、ステイン。食べ物や飲み物に含まれる成分が、歯の表面に沈着してしまった汚れです。
歯磨きが適切でないと、ステインはたまる一方。ペングリップで歯ブラシを持ち、力は入れず、毛先を細かく動かしながら歯と歯茎をマッサージするようにやさしくブラッシングしましょう。歯の表面を舌で触って、ツルツルになっていればＯＫです。
また、歯のキズに意識を配りましょう。
歯磨き粉で研磨剤が多いものは避ける方が良いです。歯に傷がついて余計に着色しやすくなります。
磨き方も同様で、力を入れた歯磨き、長時間の歯磨きは歯を傷つけてしまうので、１本ずつやさしく磨きましょう。
歯磨き粉
歯磨き粉の選び方はとても重要です！
歯磨き粉に関する別の記事をお読みくださると幸いです。
結論だけ申し上げると、アパガードシリーズが私的なおすすめです。
マウスピース
マウスピースを使うセルフホワイトニングは、基本的には歯医者でマウスピースを作ってもらってから行うホームホワイトニングという種類のホワイトニングに入ります。
（一部ホワイトニングキットとして、マウスピースやLED付きで売っているキットもある。そういうご自宅で医療行為っぽいことに踏み込むのはちょっと怖い。）
個人的な意見になりますが、歯医者さんで自宅でホワイトニングしていきたいですと相談するのが良いでしょう。
ホワイトニングシート【要注意！】
ホワイトニングシール、ホワイトニングテープ、ホワイトニングストリップとも呼ばれているようです。
これに関しては、かなり慎重に選んだほうが良いと感じています。
１．歯について汚れを落とすタイプ
２．歯の表面部分ごと、溶かして白くするタイプ など
花王の「クリアクリーン プレミアム ホワイトクリアパック」は上の１番に当たるもので、歯自体へのダメージは少なそうですが、美白効果があるとのことで期待できそうです。
問題は２番に当たる、歯ごと溶かして白くするという製品ですが、海外のものに多いようです。１つ１つは精査してご紹介していませんが、「ホワイトニングシート」系の製品を使うときは”くれぐれも！”ご注意ください！！
ホワイトニングスポンジ【要注意！】
お掃除グッズでも有名なメラミンフォームのスポンジを歯に使うのはＮＧっぽいです（ホワイトニングスポンジはほとんどがメラミンフォームでできている）。そのとき一時的にはキレいになっても、歯の表面が傷つき、より着色しやすい歯になる、ゴリゴリの研磨剤と同じパターンです。
お掃除の用のメラミンスポンジも、使っていいところと使ってはいけないところで大きく分かれるようで…。車のボディや、お風呂の浴槽に使うと、つやが落ちたり、汚れが付きやすくなるそうです。とりあえずメラミンフォームは×とさせていただきます！
（ネット上では、歯のホワイトニング用のメラミンフォームは大丈夫というような意見もあり、判断が難しくなってきました。んー、難しいですね。）
ホワイトニングマウスウォッシュ
口をブクブクして、ホワイトニングができる？かどうかはやや疑わしいですが、ホワイトニング効果の期待できるマウスウォッシュが売っています。
歯の表面の汚れを効果的に落とすという点では、歯磨きできない状況での対策として使うか、マウスウォッシュと歯磨きを併用することで効果を高めるというのが現実的かと思います。
マウスウォッシュ選びは、ノンアルコールのものがおすすめ。口の中の乾燥しやすさ→着色しやすさ・虫歯になりやすさと関係してきます。
さいごに
ご自宅でのセルフホワイトニングとして、考えられるものを挙げてみました。思ったよりもリスクが高くて危なそうな製品が出回っている印象です。
1人1本、大事な永久歯ですので、慎重に慎重にご自宅でのホワイトニングライフを検討して頂ければと思います。それではHave a nice Whitening~