一般的なホワイトニングは、歯を漂白するわけですから、漂白剤を口の中に入れるわけですよね。
本記事が、自身がホワイトニングしていい状態なのかどうか、しっかり確認してから臨んで頂くための参考になれば幸いです。くれぐれもホワイトニングするかしないか最終判断は歯科医の指示に従ってくださいね!
ホワイトニングする前のチェックポイント
以下のような症状、状態の方は、ホワイトニングをいったんストップ、歯医者さんに相談しましょう。
✓知覚過敏
ホワイトニングで痛みが出る場合があります。
✓虫歯、ヒビのある歯
薬剤がしみたり痛みが出る可能性があります。
✓歯周病
薬剤がしみたり痛みが出る可能性があります。
✓お子様(年齢の低い人)
一般的なホワイトニングの薬剤が難しいです。専門医に相談しましょう。
✓妊娠、授乳中
控えた方が無難です。
✓無カタラーゼ症
過酸化水素を分解する酵素をもたない体質のことです。ホワイトニング薬剤により、重いトラブルが起きる可能性大!
分からない人は、事前に歯医者さんで診断をしてもらうのがいいでしょう。
✓光過敏症
オフィスホワイトニングでは、光を照射する方法が多く使われるため、光を使うホワイトニングは避けましょう。
✓詰め物やかぶせ物が多い
詰め物やかぶせ物と、ホワイトニング後の自分の歯との色の差が目立つようになります。注意しましょう。
✓歯の神経がない
神経がない歯には一般的なホワイトニングはできません。
✓抗生物質の影響で歯が変色している
ホワイトニングの効果が得にくいと言われています。
ホワイトニングの主なリスク
ホワイトニングの薬剤は、歯医者を通して行うオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングなどの場合、過酸化水素という物質です。このホワイトニング剤を使用すると、普段は歯の表面にある保護膜を溶かしてしまうため、歯の表面が荒れやすくなります。一般的に1日~2日程度で元の状態に戻りますが、その間は特に注意が必要です。
・それゆえ、ホワイトニング剤の影響で知覚過敏がおこるケースがあります。
・虫歯や歯のひび割れ、詰め物やかぶせ物の隙間がある場合、より痛みが出やすいケースもあります。
・歯だけでなく、歯肉にも炎症を起こす可能性があります。
これ以外にも、さまざまなリスクがありますが、それを分かったうえでしっかり準備をしてホワイトニングに臨めるといいですね。
さいごに
ホワイトニング前のチェックポイントと、ホワイトニングを実施した際の主なリスクについてご紹介しました。この情報を参考に少しでも不安のある方は歯医者さんに相談したうえでホワイトニングを進められるといいですね。
個人的には、無カタラーゼ症(過酸化水素を分解する酵素をもたない体質)の場合に重い症状が出ると聞いてびっくりしました。ふつうそんなの意識してないし、自分かどうかなんて知らないですよね…。
それでは、Have a nice Whitening!!